5月28日~29日にかけて、「若狭仏像めぐり」の研修旅行に行ってきました。
参加者は、馬淵先生・木下先生・荘村・中嶋・吉田・坂本・隅田・長谷川・前・田村・谷・
中井・奥田の13名と、少人数だつたので車3台での旅行でした。
運転していただいた馬淵先生、木下先生、そして奥田さん。ありがとうございました。
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小浜到着後、フィッシャーマンズワーフで昼食のあと、ボランティアの語り部・羽野さんの案内で鯖街道の起点の刻印がある商店街へ向かう。途中、地村保志さん富貴恵さんが北朝鮮工作員に拉致された左側半島(拉致現場は半島の裏側当たり)を眺め、商店街へと向かう。
途中、小浜市役所横のオバマ元大統領像をパチリ。そのあと鯖街道の起点が刻まれている碑と商店街を撮り、商店街にある鯖街道資料館で羽野さんの説明を聞く。
そのあと、羽賀寺へ寄り、本堂参拝の前に煩悩を払う為?に鐘を打ち、10世紀初期の作で元正天皇の御影との伝説がある、像高146.4㎝。檜一木造りのご本尊十一面観音像と重文の毘沙門天を鑑賞しました。
羽賀寺の次は国分寺に向かい、鎌倉初期の春日仏師の作とされる若狭地方きっての豊麗あふれる国指定重文の木像薬師如来像(像高79.7㎝)を鑑賞しました。
素地仏である木彫独特の清潔な質感に感動!。
次に若狭の祭り・若狭地方に伝来した10体あまりの仏像が展示されている若狭歴史博物館を訪ね、今晩の宿泊先、ホテル四季の春・花椿へと向かう。
風呂で疲れを癒して宴会場へ。若狭湾の夕日を堪能し、またまたカラオケを大堪能。
そのあと、先生の部屋で酒豪たちが午前2時近くまで、何をしゃべったか分からない熱弁会。
二日目は先ず萬徳寺へ寄り、本尊の阿弥陀如来座像を鑑賞のあと天然記念物の大山モミジを借景とする名勝枯山水庭園を堪能しました。
そのあと、東大寺二月堂のお水取りにに送られる、お水送りの神事が行われる神宮寺に向う。写真は、神体山を借景にした若狭随一といわれる室町時代建立の本堂と、神仏に供える清水=閼伽水(あかすい)を汲み上げる閼伽堂とその内部、そしてお水送りの原水である鵜瀬と続きます。
鵜瀬をあとにして明通寺に寄り、本堂の三尊仏(深沙大将・本尊薬師如来・降三世明王)を
鑑賞したあと、昨日と同じフィッシャーマンズワーフで腹ごしらえ。
お腹が膨らんだあと、妙楽寺を訪ね、二十四面を持つ珍しい千手観音菩薩の鑑賞とお話を頂きました。
*鎌倉時代建立の明通寺の本堂と三重塔はいずれも国宝です。そして三尊仏の深沙大将は全国で4体しかない内の1体です。
このあと、作家・水上勉氏主宰による若狭人形座の拠点として、また宗教・美術・文学などの資料を展示する施設として建設された若狭一滴文庫を訪ねたあと帰路につきました。
*今回の研修旅行でのそれぞれの詳細や写真をインターネットで検索してください。
参考になると思います。